当サイトのリンクには広告が含まれています。

実写ドラマ版「ゆるキャン△」1話の感想|原作マンガやアニメ版との違いとは

目次

ゆるキャン△とは?

実写ドラマ版「ゆるキャン△」とは?

1話の感想

ぼく自身はテレビ東京の放送が受信できる地域に住んでいないので、Amazonプライムビデオの見逃し配信で視聴しました。

実写ドラマ版「ゆるキャン△」の公式サイトによると、動画配信サービス(VOD)の中で見逃し配信を行っているのは、Amazonプライムビデオだけとのこと。
いわゆる独占配信ですね。

原作を1巻までしか読んでいませんが、アニメ版は全て見たので、その視点から感想を書いています。

1話の感想としては、アニメの1話とほとんど同じ構成になっている、いわゆる「アニメ版に忠実な実写ドラマ化」だったな、という感じ。

可もなく不可もなく、といったところです。

実写ドラマ版を見ているときは「なるほど、アニメのあの場面の描写が、実写ではこうなるのか」という感想ばかりでした。

ドラマの放送時間も30分と、アニメ版と同じです。

細かい違いはありますが、1話全体を通して、おおよそ95%ぐらいはアニメ版の1話と同じだなと感じました。

個人的にアニメ版がすごく面白かったので「忠実に再現してるなー」と思いながら視聴できたのですが、ゆるキャン△という作品を初めて見る人にとっては、少し退屈な作品に見える気がします。

ゆるキャン△の原作もアニメも知らない人に勧めるなら、
「実写ドラマ版よりもアニメ版から見た方がいいよ。」と言うかも。

アニメ版は、とても面白いです。
原作マンガを忠実に、かつ、映像ならではの「マンガでは描ききれないキャンプ場の空気感」といった表現がされていて、引き込まれます。

ぼく自身キャンプは子供の頃にして以来、全くしていない人間なのですが、それでも「ああ、キャンプっていいな」と思いつつ、引き込まれました。

しかし
実写ドラマ版の場合、なんと言うか、アニメ版のような「引き込まれる面白さ」はなかったです。

実写ドラマはなんといっても現実の映像なので、アニメよりも「キャンプ場の空気感」を伝えるのは強いはずだと思うのですが、どうしてか感情が揺さぶられませんでした。

「アニメと同じ構成、セリフだな」と思うだけ。

演じている女優さんの顔や、その周辺にカメラが寄っているからなのか…なんだろう…。

原作マンガ・アニメとの違い

ロゴマークが大きく違う

ロゴマークのフォントや色使いなどが大きく違いましたね。

出典:ゆるキャン△1話より

実写ドラマ版のオープニングの終わりにロゴマークが出たのですが、原作マンガともアニメとも違う、シンプルなロゴマークでした。

原作マンガのロゴマーク
アニメ版のロゴマーク

原作マンガ・アニメのロゴマークと比べてみると、かなりシンプルになり、色づかいもピンク系が主体になってますね。

原作マンガのロゴマークだと最後に「△」のテントのマークが付いているのですが、アニメ版や実写ドラマ版では、単なる「記号としての△」になっていますよね。

アニメ版の場合、オープニングムービーの最後に
三角形のテントマークが踊る映像が出てくるので「あ、ロゴマークの△はテントのことなのか」とすぐにわかります。

テントが踊ってます

ただし、実写ドラマ版のオープニングムービー中には、ロゴマークの三角形が何なのかわかりやすい描写がなかったので、初めて見た人は「ロゴの△は何?」と思う人がいるかも。

まあ、実写ドラマ版の場合はそのまま「三角形のテント」が背景に使われていたので、わかる人はわかるとは思いますが。

出典:ゆるキャン△1話より

アニメとはBGMが全て違う

実写ドラマ版「ゆるキャン△」では、全てのBGMがアニメ版とは違います。

アニメ版の「ゆるキャン△」が心に残る作品とされる理由の一つに「場面にマッチしたBGM」という点があります。

もちろん、場面にマッチしたと言っても、ストーリー全体を通してゆるい作品なので、どれも穏やかな音楽ではありますが。

アニメで使われていたそれらのBGMがどれも良い曲だったため、ゆるキャン△は「音楽が良いアニメ」とも呼ばれ、評価が高かったわけです。

個人的には「ソロキャンプ△のすすめ」という曲が特に良いです。
アニメ版で多用されている曲ですが、何度聴いても良い曲です。

耳ごこちが良い曲なので、作業用BGMにしてました。

【作業用】ソロキャンプ△のすすめ 耐久 – YouTube

アニメ版ゆるキャン△の良さの2割ぐらいは、音楽の力もあるのでは。

しかし、
実写ドラマ版のBGMは、特に心に残らずでした。
同じような穏やかな曲調でしたけども。

なんでだろう…。

その他の細かい感想

富士山の上の「月」がでかい

夜の本栖湖のほとりでキャンプをする主人公2人「志摩りん」と「各務原なでしこ」が、月に照らされた富士山を見るシーン。

出典:ゆるキャン△1話より

富士山の上にある「月」がけっこうでかい。
スーパームーンなのか?と思うぐらい大きい描写でした。

まあ合成らしいですし、ドラマなので細かいことは別にどうでもいいのですが、ゼルダの伝説「ムジュラの仮面」の月を思い出しました。

ニンテンドーゲームキューブの大ヒットタイトル 大乱闘スマッシュブラザーズDX(スマブラ)のステージ「グレートベイ」にもムジュラの仮面の月が背景にありましたが、それを思い出しましたね。

スマブラDXのステージ「グレートベイ」
出典:月 – 大乱闘スマッシュブラザーズWiki

志摩りんの「うそだよ」の言い方が良い

上と同じく、「志摩りん」と「各務原なでしこ」が夜の本栖湖のほとりでキャンプをするシーン。

出典:ゆるキャン△1話より

お腹が空いたというなでしこ。
りんの「ラーメン食べる?カレー味だけど」に対して「いいの?」と答えるなでしこですが、
りんの答えは、手を差し出してからの「1500円」

苦渋の決断で100円玉を出しながら「15回払いでお願いします…」と言うなでしこに、
りんがあっさりと「うそだよ」と答える。

という、これまたゆるいシーンがあるのですが、

その「うそだよ」の言い方が、アニメの「志摩りん」とそっくりでした。
「志摩りん」を演じる女優さんは、アニメの声優さんは別人なのですが、そっくりでした。

そっくりだからなんだという話ですが、この「うそだよ」が、最も忠実に再現されている、と個人的に感じます。

まあ本当に、だからなんだ、という話ですが。

キウイの袋が重そう

なでしこが姉の車でキャンプ場から帰るシーン。

出典:ゆるキャン△1話より

カレー麺のお礼として、フルーツのキウイがたくさん入ったビニール袋をりんへ手渡すのですが、

そのキウイが重そうでした。
1.5キロはありそう。

出典:ゆるキャン△1話より

アニメ版を見ているときにも思いましたが、
志摩りんのように自転車でキャンプ場に来ている人にとっては、帰りの大きな荷物になりますよね。

実際、ずっしりしたビニール袋を持って自転車に乗るとかなりの荷物になり、バランスを崩しやすいです。

しかし、もしかしたら帰りまでには全て食べたのかもしれない。
原作にもアニメにも描写がないので、真実はわかりませんが。

まとめ

以上、実写ドラマ版「ゆるキャン△」の1話の感想でした。

続きを視聴したら、また感想を書いていくかも。

目次