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動画配信サービス(VOD)とは?

目次

動画配信サービス(VOD)とは?

インターネットで映画・ドラマ・アニメ・テレビ番組を見られる映像配信サービスのこと。
VOD(ビデオ・オン・デマンド)とも言います。

スマホやタブレット、映像の受信装置を取り付けたTVなどで、映画やドラマ、アニメなどを好きな時に何回も見ることできます。(一部、制限がある動画もあり)

配信される映像は、公開された映画やテレビ放送されたドラマなどが多いですが、最近では、独自の「オリジナル作品」を制作して配信する動画配信サービスも増えてきました。

料金はいくら?

動画配信サービスには、大きく分けて3種類の料金体系があります。

定額制(見放題タイプ)

月額料金を支払えば、決められた範囲のコンテンツが利用し放題になります。
いわゆる「見放題サービス」です。
月額料金は500円〜1000円ぐらいが相場です。

このタイプの作動が配信サービスの弱いところを挙げるなら、新作の配信が遅いことです。
新作映画はすぐに見放題作品として配信してしまうとDVDやブルーレイが売れなくなってしまいますから、配信されてからかなり日にちが立たないと見放題作品にはなりません。
ずっと見放題作品にならない作品もありますが。

課金制/PPV(レンタル・購入タイプ)

見放題作品はなく、1つの作品ごとに料金を追加で支払って視聴するタイプです。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とも言います。

見たい作品をレンタルしたり、購入したりして視聴します。

この料金体系の動画配信サービスは、月額料金は「基本無料」となっていることが多いです。

定額制+課金制(ハイブリッドタイプ)

見放題の作品と、課金が必要な作品のどちらも配信しているタイプです。

例えば、U-NEXT(ユーネクスト)という動画配信サービスの場合、
見放題作品が14万本以上配信されており、それとは別に3万本以上の作品が課金作品(レンタル・購入)となっています。

課金が必要となる作品は、新作の映画がほとんど。
新作の映画でも、配信後しばらくしたら「見放題作品」になることもあります。
反対に、ずっと見放題作品にならない「課金限定」の作品もあります。

定額制+課金制(ハイブリッド)は、定額の月額料金を支払えば見放題作品が見れて、課金をすれば新作も観れるため、バランスの良い料金タイプと言えます。

動画配信サービスのメリットは?

レンタルDVDと比べると、「借りること・返却すること」の手間や問題がないことが大きなメリットです。
具体的には、次のような手間や問題が全て解消されます。

  • レンタルDVDの店舗へ足を運ぶ
  • レンタルしたい作品を棚から探す
  • 他の人に借りられてしまっていた
  • DVDを壊すと弁償しないといけない
  • 返却期限がある
  • 返却するためにレンタルDVDの店舗へ足を運ぶ

見たい作品を好きな時に見ることができるため、自分の生活に合わせて動画視聴を楽しめます。

また、これまでの動画配信サービスには「DVD・ブルーレイの発売後、しばらくしてから配信される」というの弱点がありましたが、最近ではそれも解消されてきています。

理由は、新作の映画のDVD・ブルーレイの発売と同時に、課金作品として配信するサービスが出てきたから。
レンタル料金も400〜500円ほどで、新作のレンタルDVDの料金とさほど変わらないため「自宅に居ながらにして新作映画をレンタルできる」というメリットになりました。

また、固定の月額料金を払ってみる「見放題タイプ」の場合、自分の視聴の選択肢が広がることもメリットです。
例えば、
レンタルDVDだと追加で借りてまで見ようとは思わない作品もありますよね。
しかし定額で見放題の動画配信サービスなら、ちょっと気になる作品があれば気軽に視聴できます。自分が知らなかった名作にも出会えるかもしれません。

動画配信サービスのデメリットは?

定額で見放題のサービスの場合は、新作の配信が遅い、というデメリットがあります。

課金が必要なサービスの場合は、1作品ごとに追加で課金することになるため、気をつけないと合計の料金が高くなりやすい、というデメリットがあります。
特に、長編シリーズのドラマなど話数が多いものを視聴するためにどんどん課金をすると、かなりの金額になったりします。

また、スマホ等のモバイル回線で動画を見ると、あっと言う間に通信制限がかかってしまうことも別のデメリットとして挙げられます。
動画はインターネット通信量が多いです。

通信量が多くなっても通信制限がかからない「Wi-Fi環境」で動画を見る予定なら問題ありませんが、
通信制限がかかってしまう「モバイル環境」で動画見る場合は、通信量を気にしておくことが必要です。

一応の解決策として、
あらかじめWi-Fi環境で動画をスマホにダウンロード保存しておいて、モバイル環境では(通信をせずに)保存した動画を再生する、と言う方法もあります。

ただし、ダウンロード機能がついていない動画配信サービスもあります。利用前に確認しておきましょう。

どうやって動画を見るの?

動画配信サービス(VOD)の公式サイトで見るか、もしくは専用のスマホアプリで見ることができます。

また、動画配信サービスには、2種類の動画再生方式があります。

ストリーミング再生

動画をダウンロードしながら同時に再生する方法です。

メリット

再生までの時間が短い。

デメリット

飛ばしながらの再生には向いていない。

再生している場面の少し先までを随時ダウンロードしながら見ることになるため、飛ばしてしまうと、またダウンロードするために動画がしばらく止まってしまいます。

ダウンロード再生

あらかじめスマホやタブレットなどの端末に動画をダウンロードしてから再生する方法です。

メリット

一度ダウンロードすれば、何度再生してもデータ通信量を消費しない。
通信回線のスピードに関係がなくなり、動画が途中で止まらずに再生できる。

飛ばし飛ばし再生をしても、動画が止まらずに視聴できます。

デメリット

Wi-Fi環境でダウンロードしないと、すぐに(モバイル通信の)通信制限がかかってしまう。
ギガをあっというまに消費してしまうということですね。

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